頃合いが丁度十五夜の前後でした(^^;

←月見団子を摘もか止めよか考え中☆

…そもそも、これの絵の前段階のものが実はありました。
先にかいた「打ち合わせ」という名の絵茶の際に、開始時間まで若干の暇を持て余した私は、絵茶のキャンバスに仔狐の「十五夜前夜のお清めの図」をテキトーに、どこまでも気軽に鼻歌交じりに描いてました。

←それがこちら

非常に適当ーなのが、団子の数を見れば判りますよね！
…十五夜の月見団子は計十五個。
…幾つ積んでるんだ、この団子；（笑）

上記絵が完成してから、数日が経過しました。
企画が全く手付かずであわあわしていた私は、近況報告がてら、またこんなのを描いて送りました。
折りしも…台風が日本全土を縦断中でした……。
私が思いつきでテキトーに描く絵に対して、ウツキさんてば律儀に加筆してくださるのですよ!! （嬉しいなあｖ）
それもとっても理に適ったステッキーなキャラを！
この時もそうでしたーｖｖ

←台風に負けた二人………

何やら、緋月とは無二の親友になったようです。
　　　　　（※誰もそんなことは言っていない）
孤独な稲荷だと思ったら、お友達が…お母さんは嬉しいよ（笑）。

更に更に。
この後も、自身の手ブロ自体の更新が停滞していた為、近況を見に来てくださっている方にお知らせするべく、描いたのがこの一枚でした。

←おイタをして叱られた、の図

…何をやらかしたのやら(^^;
もしや、あの月見団子を二人で完食…!!??（笑）

因みに、“猫つまみ”をしている主は、紅です！（爆）
　（ウツキさん以外にはどうでもいい情報↑）

…シリアス路線で活躍させてあげたいと思っているのに、この仔はこのタッチでこそ、イトオシイ…かもしれません（爆）。

そして私信。
勿論私も彼等がこんなに活躍するとは夢にも思ってませんでしたよー＞ウツキさん（笑）
是非また番外ででもこういうことやらかしましょう♪♪

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「わたしの半身」　（作者：空木　琳さまｖ）

わたしの半身、どこにいったの。

時々、たまらなくそんな風に叫びたくなる。
いつも傍にいた存在がふっといなくなって、思わず隣を振り返る。
でも、振り返ってもそこには誰もいない。

 

ねぇ、どこにいったの。

わたしの半身、は、どこ、に。

 

手を伸ばしても、何を掴めばいいのかわからない。
そんな時、必死で”わたしの半身”はどのようなものだったのかを
思い出そうとする。

暖かかった？
冷たかった？
優しかった？
意地悪だった？

でもいつもそれは失敗する。
確かに”半身”は傍にいたのだと確信しているのに、思い出そうとすると、
そのビジョンは曖昧模糊として、すぅと遠くなってゆく。

 

誰か、私の傍に来て。

 

こころのどこかで、それを乞う。

 

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こーちーらーをー読んだ時、将に私が憧れ続けたあの、男女の双子の姿がボボン！
と脳内に浮かんだのです！
一度浮かんだものは描かずにはおられず（笑）。
手ブロで版権物を手当たり次第に描いている中、勢いでザッと描き。
…一晩経過して、あまりにあんまりな状態に別の意味でショックを受けて、速攻加筆修正をしちゃいました；；
その絵がこちら↓

一体何にショックを受けたのか？

………　え　へ　ｖ

ご覧頂いた通り、手前はともかく、奥の女の子が逆さま状態ですよね。
手ブロは機能制限があって、裏技を使わなくては天地を逆さまにするということが出来ません。そして私はその裏技を使えません!!

…つまり。最初にザバーッ！　と描いた時には、首を出来るだけ捻って、
「こうかな。こんな感じでどうかな」
という、己の勘だけで描き描き塗り塗りしてしまっていました。
あくまでも天地変更の無いままに一度仕上げ、満足満足。

深夜。
眠れずに携帯で自分の手ブロに繋げて、件の絵を逆さまにして見ました。
………衝撃はこの時訪れました!!

Σ(￣ロ￣lll;)がびーーーーん!!

…当然といえば当然ながら、デッサンが狂いまくっていました……orz
それはもう、お正月の福笑いの如くに……（号泣/でも笑うところ；；）。
それだもの、速攻！　直したくなりますよね。
残念ながら、その段階での修正をすることが出来ず、おおよそ半日程経過した頃、ようやっと時間が取れまして、しっかり加筆修正しました；；

その方法…知りたいですか？
物凄ーく（きっと）無駄な手間を掛けてます；；

私が取った方法。

1. 駄目駄目な手ブロの絵を携帯のカメラで撮る（所謂写メ？）。
2. 画面を逆さまにして見る。
3. 手ブロの修正画面を出し、その携帯で撮ったものを参考に加筆修正。
4. 再び撮る。
5. 逆さまにして見る。
6. 直す。
7. 撮る。
8. 直す。
9. ……の繰り返しでした(^^;

すっごい手間！ 巧みな絵師さまが知ったら「何やってんの；」と呆れられそうな；；
お蔭で、なんとか狂いは修正出来ました。

但し、表情が……自分の出来予想（予定）よりも二割減；；
とはいえ、この双子はある意味、私の理想の双子ちゃんになりました。
よって、改めてまた、描いてみたいと目論み中。
その際は、何が何でも　正　位　置　で　!!　（爆）

…手ブロで逆さま絵を描いてる方はどうやってこの難問をクリアしているのでしょうか；；
やっぱり裏技？

あ。肝心のどこら辺が男女の双子に繋がるのかをかいていませんでしたね；
まず「私の半身」というところ。
そして本文中の

------いつも傍にいた存在がふっといなくなって、思わず隣を振り返る。
　　　（中略）
------確かに”半身”は傍にいたのだと確信しているのに、思い出そうとすると、
　　　そのビジョンは曖昧模糊として、すぅと遠くなってゆく。

自分と相似、血の繋がりがありながらも全く違う存在 ≠ 男と女 ≠ 男女の双子
みたいな連想ゲームが、一瞬にして頭の中にビビビ☆と来たわけですｖ
安直～と、笑わば笑え！（開き直り!?）

…肝心の、自身の絵についての話を全くかいていませんね(^^;
ではちょこっとだけ；
この絵での拘りは、手前が男の子、奥（逆さま）が女の子です。「双子」なので、顔のつくりは似せました。
遺伝子的には、一卵性でない二卵性双子の場合、外見が似る、ということはあんまり無い（しかも男女だし；）のかもですけれど、そこはそれ、フィクションの産物ですから!!（笑）
それに『とりかへばや物語』の例もありますのでね。ご寛恕いただきたくm(_ _)m
でもって、髪の毛の「ふわっふわ」感は、私の好みです。緩～いクセ毛って可愛いと思うのですよ。現実には大変面倒なことの方が多いにしても；
男の子でふわっふわの髪ってのは、あんまりないかもです。故に、そこがポイントだったり（笑）ｖ
この双子に共通するのは（この言い方は不適当かもですけれど；）、どちらもが中性的ということ。
それをしっかり表現出来ているかどうかは甚だ疑問ですが；；
男の中性的、女の中性的外見をあからさまではなく、匂わせる程度の「微かな」区別をどこかでつけたいと考えて、先程から述べている「髪の毛」で表現することにしました！
二人とも、一見　銀　髪　なのですけれど、男の子の方が、やや青みのある銀、女の子はややピンクがかった銀のふわふわヘアーなんです♪
……すっごい分かりにくいかもorz

兎に角、自分の中での区別はそんなところなんです。
こういう風に生まれた子（キャラ）達は、実際、とても大切ですｖ
今後、前に描いた悪魔っ子と共に愛して行きたいと思いましたｖ　また描きたいよーｖ　今度は開眼している二人で！（笑）

最後になりましたが、改めて、ウツキさん、とっても素敵な詩をありがとうございました!!
また素敵な詩を生み出して、私に閃きを与えてくｄ 読む人に感銘を与えてくださいねｖ

*****

そうそう。
この裏ブログにもコメントつけていただいて全然構いませんので、何かありましたらお気軽にどうぞです♪
（もしかしたら表のコメ欄も消すかもしれませんので……；；　スパムの所為；；）

線画に入れ込むアイテムはメールで遣り取りして決めました。
これは手ブロでもかいているのですけれど、

・花（玉簾）
・動物（私は鳥）
・鍵

それ以外は、線画師のイメージで仕上げる。
そして彩色の際には、塗り絵師のイメージでどんどん加筆修正する！（笑）

------以上のことを念頭にそれぞれ「まずは線画」を描き描き…。
経過報告を地下でしつつ、完成したのがこちら！
玉簾は資料をネットの海から漁りまくって描き描き…。

　　　＊花言葉は「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」＊

私が苦手とするモノはたーくさんたーくさんあるのですけれど、中でも、花は超絶苦手～orz
ですので、己の苦手を多少なりとも克服しましょう！　と言うことで気合いを入れて描きました……気合い入れすぎて、メーンの悪魔っ子よりも全面で存在感を「どかーん！」とアピールしてしまっただなんて…（滝汗）；；

鳥は最初から猛禽類にしよう！　と思っていました！
動物もあんまり描いていないので、花よりは幾らかマシ！　なこの状況打破！　を狙って、大好きな猛禽類を…（笑）。
猛禽類…可愛いですｖ　イキモノはゲテモノ以外は大体好きーな私。
とりわけ猛禽類は、大きくて、力強く羽ばたく姿がいいですよね～ｖｖ
梟も良かったのですけれど、それにすると某英国の魔法少年になりそうだったので却下（爆）。

今回一番拘ったのは、鳥かもしれません。
一般に悪魔といえば、「角」「牙」「蝙蝠の羽」「鋭角先細の尻尾」というのが浮かぶ訳です。
…が、それに固執すると、非常につまらない。ありきたりな悪魔絵になってしまう。
ですので、悪魔の翼の代わりを大きな猛禽類の翼にしてみました(^^*
肩に乗せて羽根を広げると…とか考えると、わくわくします！

角と耳はちょっと定番悪魔風味ですね。牙と尻尾はありません（笑）。
ビジュアルで判るようにするには、この二つは必須かなあ～と思いましたので。

肝心の悪魔のビジュアルについては、私がウツキさんから課題とされたテーマが「少年悪魔」でした。
少年悪魔といえば………
知る人ぞ知るあの映画。そう、頭に「666」の数字がある彼です！
数年前にリメイクもされているので、かなりの方はお判りいただけるのではないでしょうか。
早い話が、私の脳内にはこの映画のダミアン（言っちゃった！）がボボン！　と浮かび、それ以上のモノが捻っても出てきませんでした（苦笑）。
そういうことで、私の中にある少年悪魔のモデルは「ダーミーアーン」です（笑）。
外見は違いますからね！　念の為。

コスチュームは18中~19世紀頃イギリスのものを参考にしました。
描いていて楽しかったですけれど、この頃のお貴族さまの服って、一体どういう仕組みになっているんでしょうか；；
線画だけでは余りにも意味不明になってしまって「好きに改造しちゃってください」というにも乱暴すぎると思い、やや老婆心で、服などの説明の画像を添付メールで送ってしまいましたのこと（苦笑）。

*****

一方、ウツキさんから頂いた天使ちゃんの線画がこちら♪
…かっ…わいいですよね!!!!
最初に書いたとおり、同時にアップロードした為、お互いが
「どんな絵なんだろう（ドキドキわくわく）」
と思っていました。
そしてこのキュートな天使ちゃんの線画を一目見て、

ガビ━━━ ﾟ　ﾟ(　Д　|il)━━━━ン!!!

………自分の線画のお粗末さに凹みました………orz
せめてポーズの打ち合わせもしておくべきだった；（＜真っ先に思ったこと；；）

それにしても可愛いの！
猫ちゃんも含めてキュートなの!!

うおおおおおお！　こんな素敵な線画を塗れる私はなんて果報者なのかしらーーー!!
と思ったのと同時に、

…ウツキさん、しょーもない線画でごめんなさい。。(〃_ _)σ∥イジイジ…
と懺悔しました（手ブロで実際に土下座してます；）。

それにね、自分のセンスの無さをまざまざと実感したのは　鍵　！
天使ちゃんが 錠 を持ち、悪魔っ子が 鍵 を持つことは絶対条件でした。
だがしかし。私の悪魔っ子に一般サイズの鍵を持たせても、何がなにやら判らない状態になりそう…と思ってですね、出来るだけ印象的な見た目のモノにしてみたのです。
何の鍵かは判らない（爆）ものの、天地を繋ぐ鍵のような印象から、翼をモチーフにした鍵にしてみました…。
しかしダサいデザインで、最後までもんどりうっておりました；；

更に、ウツキさんより依頼された塗りは… 「 和 洋 融 合 」 。
あれこれ考えて最終的にこんな風に仕上がりました。

オリジナルより加筆したのは、猫の翼と錠に繋がっている細い鎖。右下の鎖を加筆しましたｖ

拘ったのは、
・天使ちゃんの髪の毛！
・コスチュームの柄（テクスチャ）
・玉簾の花
・腕輪の装飾
・背景効果

……全部じゃん！（苦笑）
天使の髪の毛といえば、やっぱりブロンド！　しかも蜂蜜（ハニー）ｖ
身に纏うコスは白を基調としたモノで、絹のような光沢（光の加減で七色に変化する）があるといいなあｖ
との思いがありまして、プラス、それに細かく玉簾のモチーフを絹織物の柄の如く、「　こ　れ　で　も　か　」というほど入れ込みました！
細かく目を凝らすと限りなく白に近い色で柄を描き込んでみたのですｖ
上手く効果が出ているといいなあｖｖ

背景は、結構悩んでました。ギリギリまで。
最初に天使ちゃんのビジュアルが上記のように決定していたので、彼女を魅せる為には、反対色を置く必要がありますよね。
そして、この天使ちゃんの裾が、本当は水面に浮かんでいるようにも感じ…一番楽しく悩んだ箇所でした。
最終的にこんなテクスチャで誤魔化しにしたのは、広げた翼がある以上、水面すれすれで浮いているとかのシチュエーションは却下でしょう、と思ったから。
いっそ、異次元空間で彼女を飛ばせようと思いました。
そして「和との融合」。…これに徹底することにしたのです。
私の絵は細かいと思われているようなのですけれど、決してそんなことはないのですよー。
こういうテクスチャは描くのが楽しいだけです。ランダム・アバウトで許されるのが大好き（爆）！

最初天使ちゃんの瞳は髪の毛と同じく金色にしていました。猫ちゃんはオッド・アイでしたけれど。
で、途中から、天使ちゃんもオッド・アイにしました。完全に私の好みです（笑）。
でも彼女をよりキュートに出来たのではと自己満足していますｖ　ふふふ♪
兎に角、この天使ちゃんは徹頭徹尾！ キュートに　を心がけておりましたｖ
それ以外考えられなかったのです(///*

あとあと、心残りは翼！
二転三転し、最後まで納得言ってません（爆）；；
けれど、これ以上はもうどうにもならないと半ば諦め…精一杯自分の中で納得いくところまで描ききったので妥協しちゃいました。

そんなこんなでアレコレあれこれ悩みながら楽しく描ききることが出来て、本当に楽しかったですｖｖｖ

*****

最後にお互いの塗り絵を同時にアップ！
私の線画が、ウツキさんの手に掛かるとこーんなファンタスティック！　なことになるのです!!

これぞ正しく
ゴシック・ファンタジー！※ホラーではない。

見てください！　このシックな色合いの中に映える玉簾！
中世欧羅巴のコスチュームも鳥も、セピアに統一されていつつも、品があって、底辺に潜む妖しさを醸しだす空気感！
悪魔っ子の髪の一筋だけが色違いで視線がそこに行くのも凄い！
何より、あの私のダサダサな鍵が…　輝　い　て　る　…　!!

コスチュームも、あれだけ意味不明なモノが綺麗に描かれていて　感　動　！
ベストとブラウスに配された刺繍の柄も美しい…☆ミ

……感動したのと同時に、自分の色塗りの稚拙さに、もう何度目か判らない力不足感を激しく覚えた瞬間でもありました；；

ああ、でもでも本当にウツキさんに塗って貰えて好かった……!!
私の線画も、拙い塗り絵もウツキさんに捧げます！
　　　　　　　　　　　↑それはどうなのか；；


長々とかいてしまいました(^^;
二つに記事を分けることも考えましたけれど、そうするとこの合作のあれやこれやの想いを伝えるのに、温度差が生じてしまいそうだったので、かき切りました！
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたｖm(_ _*)m